チラシの裏の落書き日記

統計とか,研究とか,日常についての備忘録的なもの。

Mplusでターゲット行列を指定した回転を行う方法

Analysisコマンドで,rotation = targetを指定し,
modelコマンド内で目標とする値を~で指定する。
また,各因子の最後の(*t)などとつけて,各因子負荷が1つの因子負荷行列で表すことができることを示さないといけない。
Mplusのマニュアルは,versin 8のp681などに記載されている。正直,いろいろと回転がありすぎて何が何だかわからない。
本文をtargetで検索するのがはやい。
これを使えば,任意の値を指定したターゲット行列に向けた回転を行ってくれる。
(つまり,プロクラステス(procrustes)回転ができる。)
確認的因子分析よりもゆるく,探索的因子分析よりも仮説を反映した分析ができるので,もう少し利用されてもいい方法のように感じる。


使用したデータ
https://www.statmodel.com/usersguide/chap4/ex4.1a.dat

TITLE:
DATA:
FILE IS ex4.1a.dat;
VARIABLE:
NAMES ARE y1-y12;
ANALYSIS: 
ESTIMATOR IS ML;
 ROTATION=TARGET;
 MODEL:
f1 BY y1-y12 y1~0 y2~0 y3~0 y4~0 y5~1 y6~1(*t);
f2 BY y1-y12 y7~0 y8~0 y9~0 y10~0 y11~1 y12~1(*t);
  OUTPUT:
MODINDICES CINTERVAL;
  

参考PDF
http://www.restore.ac.uk/appliedpsychometrics/Tutorial.materials/Introduction.to.Mplus/Introduction%20to%20Mplus%20session%202.pdf